どんぐりゴマ「じょうずだね」余談
余談ですが、私は、もう何年も昔、教育評論家の故・遠藤豊吉氏と森さんがお会いする席に、なぜか同席させてもらったときのことも、思い出していました。
私は、森さんが私たちに語るときと同じような口調で、遠藤さんにエネルギッシュにお話をされてるのを、ただ聞いているだけでした。
遠藤さんが、有名な方だとは知らなかった私は、「優しそうなおじさんだな」と思いました。
深くうなずいて聞いておられた姿が印象的でした。
帰り道で、私は遠藤さんに、「じょうずだね」と「ブランコのり」(HP別原稿)の話をしました。
すると、遠藤さんは「それは大事な話ですね。」と言われました。
「わかる人にはわかるんだ」と思いました。
原稿を書いた当時の私も、「じょうずだね」と言ってはいけないの?じゃあなんて言えばいいの?誉めてもいけないの?と、まるでマニュアルのようにしか聞けていなかったことを、今では、懐かしく思い出します。お恥ずかしいです。

2005.1.31  主山しのぶ