0歳〜1歳 (ネンネ、お座り)
親:動けない。


    ベビーカーから見ているよ

==略==
お昼ご飯をすませ、池に下りると純平くん(3歳7ヶ月)と琢也くん(3歳9ヶ月)が池に足を入れバタ足!! その凄まじさをなんと表現すればよいのか・・・
その姿を由衣ちゃん(7ヶ月)がベビーカーから身を乗り出して見ているのが印象的でした。由衣ちゃんもやりたかったのかな?!
萌ちゃん(1歳7ヶ月)は今、赤ちゃんを面倒みることが大好きのようで「あかちゃん、あかちゃん。」と言いながら由衣ちゃんの側に行っては手を触ってみたり、頭をなでなでしてみたり、いないないばあっとベビーカーの後ろでやっていたりと興味津々。
小さいうちから色々な年齢の子と遊べる環境ってやっぱり大切!と思わせる光景でした。
==略==

2006.6.5 岸野 真規子



    幸せものの一颯

==略==
10月15日の活動で、エリちゃん(10ヶ月)のぶら下げていたおしゃぶりを、手を伸ばして一颯が欲しがっていた。
手に取っても、紐が付いているので、自分の所に引き寄せられない。
エリちゃんは、一颯(8ヶ月)が欲しがっている事に気付き、おしゃぶりを手に取って、体をグーンと前に伸ばし、一颯の口に入れてくれたのだ! しかし入れた後、体を戻すものだから、おしゃぶりはポンと外れてしまう・・。
一颯は身を乗り出し、口を空けて『入れてくれ〜』、エリちゃんは手に取って、一颯の口へ『どうぞ』。
何度も何度も“欲しがる一颯”“口にいれてあげるエリちゃん” の可愛らしいやりとりが続いていて、とても微笑ましかった・・。

0歳の赤ちゃんだし、子供同士の交流は、まだまだ先だと思っていたけれど、そんなことは無い、皆と居る方が楽しいし、子供同士十分交流しているのだ。
生後2ヶ月から “はだしんぼ”に参加している一颯は、私が離れても落ち着いている。
まだ十分動けない一颯の周りに、子供達は次々にやってくる。
「カズサく〜ん!」 ナデナデしたり、ムギューっと抱きしめたり、チュウしたり・・。
自然に人が大好きになっていた。
==略==

2002.10.26 鈴木彩子



    退屈しない興

最近思うんです。一人ではどこにも動けない生後8ヶ月の興(こう)が、7時間も公園で過ごすことができるってどういうことだろう?って。
はだしんぼの無い日、同じ公園に行ってもこうは行きません。私がはだしんぼの時と同じように相手をしても、興はすぐ飽きてしまって、それほど長い時間興を満足させてあげられないんです。「どうにかしろ〜、つまらないぞ〜」とばかりに、じたばた、ぐずぐずし始めます。頑張っても1時間かなあ。

はだしんぼでは、お座りする興の所に、 ゆうすけくん(4歳)、ももかちゃん(2歳)、りゅうちゃん(2歳)、そして、しゅんくん(3歳)が遊びに来ます。なでなでがつんつん、バシバシになったり、ハグハグがギュウギュウになったり、だっこしたままひっくり返ったり、興も喜んでばかりいられませんが。
夕方、名残惜しそうにサヨナラを言い合う中に「コウちゃんばいばーい」と聞こえると、親の私が別れ難い気持ちになってしまいます。

二人で散歩に行っても、つんつん、バシバシのスリルも無いし、お弁当の「いただきま〜す」も聞こえないし、やっぱり退屈しちゃうんだよね。それは私も同じかもしれないなあと改めて気がつくのでした。

福武美和子


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