〜掲載確認の中で〜 |
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やっと、由理さんと電話が繋がりました。 今、はだしんぼHPを作成していること、その中で由理さんが書いた 「雨の日の苦労」の原稿を掲載したいことを伝えました。 「掲載するのは構わないけど、あのメールって古いけどいいの?」と了解して下さいました。 また、実名での掲載でいいそうです。 由理さんのお母さんの原稿を、新しいHPにも掲載したいけれど、実名のままでよいかどうかも聞きました。 「確か、HPに載せることになった時に、私から(お母さんに)話したと思うから、実名のままでいいと思う。」 「あの人(お母さん)も自分が書いたものが、役に立っていると知ったら喜ぶと思うよ。」とのことでした。 私は、由理さんのお母さんが書いて下さった原稿を最初に読んだ時は、大切なことが書かれているとは思ったものの、当時は「そうなんだ・・・」ぐらいにしか受け止めていませんでした。 自分の子どもが大きくなるにつれて、「評価」とか、「成績」というものを身近かに感じる機会が増えて来ました。 子どもが、そういうものに振り回されない人間に育つためには、幼児期の子育てがとっても大切なんだってことが、やっと実感としてわかってきたところです。 だから、今、由理さんのお母さんの原稿に書かれていることが、スーッと自分の中に入ってくるんだ、という話をしました。 すると、「心の病が一生治らない人もいて。そういう人の親は、自分の子どものことを心配しながら、先に死んで行くんだよね。 そういう親子を見ていて、あの人(お母さん)は、いっつも、『一生のうちのほんのわずかな時間だけ、まずがんばって、自分の子どもと向き合って育てることができたら、子どもが大人になった時に、苦しい思いをさせることがないのにね。』って言っているよ。」と 由理さんは話してくれました。 2006.9.29 五十嵐 正子 ページの先頭へ 編集後記に戻る |