HPを読んでの感想
2008.9.25  秋葉葉子


●「はだしんぼ」の原則の文章が好きです。

『自分の頭で考えて、自分の責任で行動する。
 自分の幸福は、自分の責任で追及する』

ものすごく心にズーンときました。
いい歳して、あんまりできていない自分・・・
これを胸にに行動するようになりました。
はだしんぼの場だけでなくて、日常でも。
娘にはこういう人に育ってほしい。
「子は親の鏡」という言葉ありますよね。なら、まず自分がしないと、と。

●「どんぐりごまじょうずだね」考えさせられました。

未だ結論がでていないのですが、私の思っていることを記します。

最初『じょうずだね』というと〜〜になる、というマニュアル的に受け取ってしまった自分がいました。
「褒めて何でいけないのか?親が上手だねと本当に感じたならいいのではないか?」と。

HPを読み進め、<見学期間に感じた疑問点>のところで、目からウロコとなりました。

HPに書かれていたことをマニュアルとして受け取っていたのは、自分の問題だった!
まずは自分が変わらないといけないということ。

そして、『褒めて伸ばすということばかりしていると、将来問題になる外的評価で動くようになってしまう』、ということ。

外的評価の問題点については他の育児書なので目にして心に留めていたのだが実は理解できていなかった・・・

娘が生まれる前から夫とは「ほめて育てようね」と話していました。
”褒める”こと自体は悪いことではないと思います。
いや、褒める、というか、認めてあげること。共感してあげること。日本語は難しいですね。
こどものことをちゃんと見てあげていないとできない事だと思います。
しかし今、夫が娘可愛さの余り、褒めて育てるが おだてて育てる になりかけており、そういう時は、こう言ったほうがいいと思うよ、とか伝えているのですが、あまり伝わっていないようです。

『一番病』の話、自分も少し当てはまるかもしれないです・・・
なので自分も、つい娘を評価してしまうのかな?
これは、きっと根深いです。

最近の娘の気になる行動

やってみる前から「できない〜」ということが多い。
お絵かきでも少し描いてみて「描けないから・・・」といってすぐやめてしまう。
何にでも私に許可をもとめる「○○していい?」
これって褒めすぎの影響では?と考えてしまいます。
『一度受身の姿勢が身についてしまった子を、自発的にするのは、エネルギーがとても必要だ』
実感してます。

一方で、年齢が低いほど子供は柔軟なので、親が変われば子も変わると聞いたことを救いに思っています。
実際、私が褒めることについて意識してからは、少しずつ変化していると思います。

『子供が自分自身で楽しみを見つけ、追及していく姿勢を身につけることが最も重要』
とても共感します。
そういう人になってほしい。

そのためにも安易に褒めるということを考え直さないといけないと痛感しました。
マニュアル的に「じょうずだね」と言わない、とかではなく、です。

3歳以降の、外的評価が入ってくる時期にどう対処するか。
またお話を聞きたいです。

また、褒めることをいろいろ考えているうちに、じゃあ「叱る」はどうなのか?、と考えたり。
いろいろ勉強になります。

こどもを育てていて思うこと・・・育児=育自とよく言いますが、まさしくそう。
こどもの問題って、親の問題と密接に関わってるって実感する日々です。
子供は自分に足りないもの、自分の嫌な部分に向き合わせてくれる存在。
子供だけではなく、周囲の人たちからも色々と学んでいきたい。
はだしんぼのHPの文章からは、育児のことだけでなく、自分自身の問題に多々気づかされ、私も子供と一緒に成長していかないとと改めて感じました。


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