「はだしんぼ」の紹介

「はだしんぼ」という場においては、
下記【原則】を守って頂きます

自分の頭で考えて、自分の責任で行動する。
自分の幸福は、自分の責任で追求する。




【原則の説明】
自然育児の会は、
(乳幼児の)外遊びのために、
「行事」を、幾つか主催しています。
「はだしんぼ」は、
その「主たる行事」の名称です。

行事には、「新しい方」が、
体験者や見学者として、出席します。
「行事」は、毎回、
<異なった趣>を呈します。
言い換えると、「はだしんぼ」は、
「集団」ではなく、<場>なのです。

運営する人達は、
<変化>に対応する必要があります。
その場合、
<規約>では、対応できないのです。
それ故、主宰者は、
「はだしんぼ」における
【(個人の)活動の原則】を定めました。

この【原則】は、
「はだしんぼ」への出席者に、適用されます。
例外は、ありません。

主宰者:森  章




■「自分の幸福を追求する」について--主山しのぶ

1989年に、私たち親子も一緒に遊ばせてもらうようになりました。
1年くらい前に、「自然育児の会」が、形になりはじめてたそうです。
それ以降も、賛同者が増え、だんだんと賑やかになって行きました。
すると、
新しく来た人が、古い人に、「遠慮」する姿が目につくようになりました。
古い人たちが、リラックスしている状態であると、余計に、新しい人が、「遠慮」してしまうようでした。

しかし、
リラックスするのは、悪いことではありません。
みなさん、他人のことを考える人たちであり、新しい人の「お世話をしよう」という気持ちがある人ばかりです。

森さんは、そんな状況をみて、
   <古い人>たちに対して
   “新しい人のことを考えて、リラックスしないで”
   と言ったら、<のびのび>できないでしょう。
   萎縮してしまう。
   だから、<新しい人>に対して
   「思ったことをどんどん言ってください」
   とお願いすることにしました。

と言っていました。

また、
   他人のことを優先的に考えて、他人に気兼ねをして、
   我が子をブランコから降ろしてしまう人がいました。
   そのような人には、
   「遠慮(気兼ね)しないでください」
   と言いました。

とも言っていました。

私は、
「なるほど、森さんは、
新しい人も、古い人も、気兼ねしがちな人も、"のびのび”できるように---、
ということを考えて、環境を作ってくれていたのか」
と後から気付きました。


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